漆塗りのピアノ

写真の2台、弊社2階に並んでるものですが、左は昭和9年製ヤマハ、右は昭和30年製クロイツェル(日本製)です。
この頃までのピアノは漆塗りが多かったようで、以後、ラッカー塗装になりポリ塗装になって今に続きます。
一説によると明治時代、日本に初めてピアノが来た頃の外国製ピアノは木目だったらしく、日本の湿気に弱かったので日本製は黒い漆をるようになったとか、、、それで日本のピアノは今でも黒が多いという話です、、、真偽のほどはわかりません。。。

因みに少し前までのニューヨーク製スタインウェイはラッカーです、、、アメリカ物の黒の艶消しモデルはすべてそうですからわかりやすいかも、、、わかったから何って話ですが(^_-)-☆

私は塗装については全く詳しくないし、別にどれがいいって問題じゃないですがね、、、漆やラッカーのちょっと温かみある感じも良いですし、ポリはやっぱり一番丈夫で当然硬く、傷つきにくいです。
ポリなら全部同じかというともちろんそんなこともなく、ハンブルグスタインウェイとかは流石に塗りも厚いので見た目の質感も高いですね。。。

今朝の散歩道、赤く紅葉した漆の葉っぱを見て、何気にそんなこと色々考えながら歩いてました。

そういえば自動車も、昔のはラッカー塗装で、現在はポリなようです、、、そうそう、先日出会った50年前のバンプラ プリンセス、、、レディーのお歳言っちゃいけませんね、、、当然ラッカー塗装なんですが、昨日も合ったのよね、、、ちょこっと座らせてもらいました、、、白状すると本当はそのことずっと考えながら歩いてたんですがね(^^♪💛

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