個体の個性

電化製品、自動車、、etc、、、工業製品に個体のばらつきがあっちゃいけないですが、ピアノは工業製品といっても木材やフエルトといった天然素材がたくさん使われているので、たとえ量産メーカーの製品でもいくらかの「違い」はあります。
良い悪いではなく、個性みたいなもんですね。。。
ピアノは量産品でも多くの手作業が組み込まれてますから、どれも手造り的な面があります。

今回入荷のボストン、アップライトとグランドなんですが、両方同じ外装色のはず、、、木目仕上は最近品薄で、オーダーしてから入荷まで半年かかりました。。。
写真じゃわかりづらいですが明らかに色合いが違います、、、ま、そういうところも、面白いっちゃ面白いんですけどね。。。
ご存知のようにボストンはスタインウェイ社のOEM委託生産で、日本の河合楽器で造られています、、、いわば(ピアノの世界では)大メーカーの生産。。

もちろん外装だけに限らず、同じモデルでも「音」の面に個性の違いがある、、、ある程度のところまでは調律師の技能で変えることができますが、根っこの部分はその楽器の持って生まれた「個性」です。。。

だから何が言いたかったのかって話なんですが、、、私ごときの技能ではエラそうなこと言えません、、、じゃあ最初っから書くなよって話ですね、、、すみません。
今日はなんか調子が出ないなあ((+_+))、、、次から次とピアノの出入りがあるんで、今日も調律頑張んなきゃ(^^♪

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