象牙鍵盤

珍しいのが入荷しました。
新品同様のスタインウェイグランドピアノA-188

そしてなんと、、、写真では全くわかりづらいのですが、、、特注の象牙鍵盤です。

ご存知の通り、象牙はワシントン条約で輸入ができません。
したがって海外から日本に輸入されるピアノはアイボプラスト(プラスティックの種類)の鍵盤が貼ってあります。

もちろんスタインウェイも例外ではなく、ドイツ本国で造られているピアノもアイボプラストの鍵盤です。

余談ですが20年くらい前、私は税関からの依頼で港の保税倉庫に古いスタインウェイピアノの象牙鍵盤を剥がしに行ったことがあります。
古いピアノを海外から輸入した人が、象牙鍵盤のままでは日本国内に持ち込めないということで。。。剥がした状態で通関しました。

とてももったいない、、、というか辛い作業でしたね。。。剥がした象牙は滅却されるそうです。

そのときすでに遠い昔、その象牙が使われた象はとっくの昔に死んじゃってるわけだし、、、大切に使ってあげるのがせめてもの供養ではないかと。。。

でも規則とはそういうもんなんでしょうけど。。。

因みに化石化したマンモスの牙を使ったものも一時出回ったようです。
それはO.K.なんですって、、、
ワシントン条約は絶滅危惧種の保護のためで、マンモスはすでに絶滅しているから関係ないらしい、、、

なるほどね。。。でもやっぱり象牙ほどの吸水性が無いんで普及はしませんでした。

話がそれてしまいました。
今回入荷のこのピアノ、、、新品販売から2年くらいしか経っていない、程度極上品です。
前オーナー様のご希望で日本国内で象牙に貼り換えてあります。
鍵盤交換だけで約60万円かかっています。
しかも、日本にはもう象牙鍵盤の職人さんもほとんどいらっしゃらないようで、今後はますます入手困難になります。

前オーナー様にとても大切にされてきた楽器です。
中も外観もどこから見ても新品同様。。。

価格応談です。店頭展示してございますのでぜひ弾きにお出で下さい。

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