クラヴィコード

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クラヴィコードっていう楽器をご存知でしょうか?
日本ではとても珍しい楽器です。
14世紀に発明された鍵盤楽器なんですが、見た目小型のチェンバロみたいでしょ。。。

チェンバロとの大きな違いは、弦をひっかいて音を出しているのではなく、ピアノのように弦を叩いて音を出している点です。
ただ、ピアノのようにフレーム(鉄骨)がついているわけじゃないんで張力も低くて、本当に小さな音しか出ません。
でも音の強弱がつけられるのと、あと面白いのはビブラートができるということです。

バッハの時代には良く使われた楽器で、逆に言うとそのころは現在のようなピアノは無かったわけだし、これでバッハを演奏してみるのは面白いですよ。。。

写真の楽器は私の姉の私物で、20数年前にドイツから持ち帰ったものです。
ヨーロッパじゃ未だ結構頻繁に使われてるみたいですね、、、やっぱ奥が深い。
で、先日久々に蓋を開けてみたら弦が外れているところがあったんで、直すついでに珍しいからお客様に見てもらおうと思って店まで持ってきました。

恥ずかしながら私も中身を見たことなかったものですから。。。

チェンバロほどデリケートでもなさそうです、、、あれはメンテナンスが大変なのよ。。。

でもやっぱこういう楽器ってヨーロッパ中世の趣って感じでいいですね。。。宮廷人になった気分、、、(にはなれないか)w

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