先日の３階ホールの改装に続いて、今度は１階ショールーム奥の水回り付近を改装しました。

ホール改装の時もそうでしたが、いろんな職人さんが入れ替わり立ち替わり、それぞれの分野での”技”を披露（？）していきます。
今日は新しく取り付けたドアの縁の塗装に来ていて、日ごろピアノの塗料の匂いに慣れている私でも、長時間すぐ真ん前に座ってパソコン叩いていると独特の匂いにやられそうです。

ピアノの工場でも塗装のブースというのは工場の中で最も厳しい環境の一つです。
以前中国の最新鋭の工場に見学に行ったとき、作業している人たちはマスクも付けずに歯を真っ黒にして働いているのを見ました（塗料の混じった空気をたくさん吸っているため）、、、恐るべし中国。
さすがに日本の工場であんなことは許されないでしょうが、きつい作業なのは確かです。

一台のピアノが出来上がるまで、一つの物が出来上がるまで、多くの人の努力や苦労を経ているんですよね、、、まあ当たり前のことと言ってしまえばそうなんですが、つくづくそう思いました。