昔懐かしの足踏み式オルガンです。
私が小学生の頃は、学校の音楽教室に足踏み式、電動式とオルガンがたくさんありました。
また二十数年くらい前までは、ピアノを納入すると、下取りで結構オルガンがでてきて、私もよくそれらを分解して修理していました。
リードを一本一本引き抜いて掃除して、、、、構造的にはさほど複雑な楽器ではないので、まだ駆け出しだった私でも、何とか修理できました。
いまではもう下取りにオルガン なんてことはなくなりましたねえ。。。
写真のオルガンは、先日修理で入庫したもので、中に昭和7年の日付の保証書が貼ってありました。
さすがに今回のは空気袋とかまで張り替える大修理でしたが、久々にオルガンの中身を見て懐かしく思いました。
ハーモニカ、鍵盤ハーモニカ、アコーディオンなどと同じく、リードで鳴らす楽器ですので、とても哀愁のある音がします。
外装もとても綺麗で、なおかつ月日が経つことによって出る、雰囲気、味わい みたいなものがあって、オーナーの愛着が感じ取れます。
これからもずっと大事にされることでしょう。。。