ストレッチリムジン

ストレッチリムジン

まるでダックスフントか尺取り虫

まあなんとも長いこの車、アメリカでは空港なんかでよく見かける、通常運転手つきの車(Limo)です。
まあ何でもデカイ国ですから、コーヒーカップから料理の量、ひともデカけりゃ当然座るベンチまでデカイ、それこそトイレの便器まで。。。
そういえば洋服のサイズも日本のMがあっちのS、LがあっちのMですよねえ。
そんななんでもビッグサイズの、いかにもアメリカらしいこの車、もともとデカイアメ車を切って足して伸ばすコーチワークスと呼ばれる専門の会社が何社もあって、
またレンタルや、ハイヤーのようにチャーターすることもできます。
長さもいろいろバリエーションがあり、後部座席が対面2列のもの(8〜9人乗り)から、L字型ソファーのようになったもの(12人位乗り)、
もっと凄いのではトランクの部分がジャグジーになっているもの(誰が車に乗りながら通行人から丸見えの風呂に入りたいと思うんだろう)まで色々種類があります。
そしてイルミネーションの光る車内には、シャンパンの冷えた冷蔵庫やグラスの収納、DVDスクリーンなどあり、まさに動くVIPルーム。

映画にもよく登場して重要なストーリーづくりをしています。
アルパチーノの”セントオブウーマン”では、彼が常にチャーターして使っていました。
ロバートデニーロの”アナライズミー”ではマフィアがみんな同じようなのに乗っていたりします。
まあ見栄えの権化みたいなもんですから、ハリウッドスターなんかもオスカーの授賞式とかにはこういうので乗り付けます。(最近は小型のエコカーとかで来るスターもいるらしいですが、なんかカッコ悪いですよねー)

そんなデカイもん好きのアメリカで、なぜかグランドピアノは小型(奥行き145〜160cmくらい)が圧倒的人気で、そういうグランドの呼称に”ベイビーグランド”という呼び名あるくらいポピュラーです。
スタインウェイ社設計のエセックスピアノも、奥行き155cmのグランドにバリエーションが豊富なのは、アメリカの市場を意識しているのかもしれません。

話はリムジンに戻りますが、日本でも時々結婚式場なんかが持ってたりします。
というか日本の道路事情からすると、それくらいしか需要ないですよね。。。
だから、というかなんというか、日本じゃ中古になると無茶苦茶価格が下がります、、、買い手ないんで当然ですが。。
ちょっと古いのになると軽自動車より安く販売されてます。
そういうの買って、家族で、また友人たくさんで行楽地とか行くと楽しそうですよ。。。とりあえず観光バスが行って停めれるところであればどこだって行けるはずです。
どうですか、、皆さんも1台、、、、、中古車雑誌めくりながらそんな妄想してみるのも楽しいもんです、(買えないけど)。。。

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