先日ご紹介させていただいたKIMBALL(キンボール)社製グランドピアノもそうですが、今回入荷のこのWUELITZER(ワーリッツァ)社製のアップライトも純血アメリカン。 独特の雰囲気あるでしょ。。。
WURLITZERは他にもチャーチオルガンとかも造ってましたし、古いジュークボックス(すでに若い人はご存じないかも)には大体このロゴが付いてます。
もちろんこういうピアノももうアメリカで造られてないので、最後のアメリカ純血のピアノです。 同じような新品を探してもそれはタイムマシンに乗って過去から持ってこないと無理ってことですね。。。
このような楽器造りはどんなに真似してもできません、、、それは外観だけじゃなくて音やタッチ感、楽器にかかわるすべてがそうです。 アメリカだから出来た、アメリカ人だから造れたピアノです。 文化や社会のバックグランドがあってこそ。
今日入荷したばかりなんで修理調整は年明けからの仕事になりそうですが、今から出来上がりが非常に楽しみ。。。 大体のイメージが頭の中にあります。
私は好きで好きでたまらないんで、そんな風に思っていただけるかたがいらしたらぜひそういう人に使っていただきたい。 一生の宝っていうと大げさかもしれませんが、一生の伴侶になります、、、当然時々すねたり喧嘩したりするかもしれませんけどね。