懐かしの名器クロイツェル

超レアなのに、なぜか最近縁があるのか時々入荷する、日本の名器とも呼べるクロイツェルピアノです。

クロイツェルピアノはそれこそ私が生れる前から弊社で永年扱ってきたメーカーで、一台一台吟味された材料を使って手造り生産されていました。
量産メーカーのような大設備や大人数の人手があったわけではないですから当然手造り的な造り方になりますよね。。。
ですから職人の魂もこもってます。
黒塗りは少なく、だいたいが木目の綺麗なピアノです。
独特の柔らかい音色がとても品よく響いています。
私がこの業界に入った昭和60年前後は、弊社でかなりの数を販売していました。

今回この個体は、浜松市在住でクロイツェルピアノの元工場長、森重氏が丹精込めてリニューアルしたものです。
先日NHKで楽器のまち浜松を紹介した番組が放映され、森重氏がこのピアノを修理する模様が放映されました。
森重さんのみならずクロイツェルの人たちは皆子供のころからの馴染みです。
皆さんに可愛がっていただきました、、、でも鬼籍に入られたかたが多いです。

クロイツェルの音色を聴くととても懐かしく、子供のころのこと、駆け出しピアノ屋のころ、色々なことを思い出させてくれます。

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