廿日市市文化ホールさくらぴあ
自動車に車検整備が必要であるように、また人間に定期健診が必要であるように、ピアノにも定期的な検査やメンテナンスが必要です。
特に公共ホールの場合は、コンサート等で使用される頻度も多いんで、年1回の保守点検は欠かせません。
これはコンサートピアノを工場出荷時の状態に出来る限り近づける作業です。
昨年、廿日市市さくらぴあホールでピアノ技術界の大御所、松本安生巨匠に古くなったハンマーを交換してもらいました。
それでまたご登場願っての保守点検作業です。
いつも感心しますが、今回も匠の技を披露してくれました。
そして巨匠の素晴らしいのは、ピアノ技術だけでなく、人間的にもとても楽しい人であることです。
夜の会食はいつも盛り上がります。(笑)
スタインウェイは本当に可能性の高い楽器であると同時に耐久性にも優れ、適切な修理や調整を施せばそれこそ半永久的にと言えるほど永きにわたって使用できる楽器です。
これからまた多くの人がこの楽器の音を楽しんでくれるでしょう。。。