ロール式自動ピアノ

昨日アメリカのピアノの話書きましたからというわけじゃないですが、いや、脱線してしまってそもそもピアノの話じゃなくなってましたね。
ま、いいや、今日はアメリカの自動ピアノのお話。

1900年代初頭からアメリカで全盛を迎えていくのがロール式の自動ピアノです。
紙製のロールに穴がたくさん開いていて、そこから空気を吸い込み、その鍵盤を動かして音を鳴らす仕組みです。
もちろん電子制御ではない完全機械式、、、言ってみればオルゴールみたいな感じですかね。
初期のものはオルガンみたいに足踏み式でしたが、のちに電動モーターで空気の吸い込みとロールの回転をするようになります。
因みにヤマハでも昭和初期に少しだけ造ってます、、、私の父の叔父が当時の技術責任者だったらしい。。。

また話が逸れましたが自動ピアノはアメリカで爆発的に人気を博します。

で、写真の本、、、30年くらい前にアメリカで買ったものなんですが、そういう古い自動ピアノの直し方。
すごいねアメリカ人、、、こういう本があるということはそうやって直そうとする人がいるということ、、、これはかなりの手間です。
いつか私も引退したらこの本見ながらコツコツやるかね、、、そのころ英語わかるかね???

いや、何が言いたかったかというと、1970年代製(ロール式自動ピアノとしては新しいほう)の Wurlitzer と、現在のハイレゾルーション自動演奏ピアノ、スタインウェイのSPIRIO(こちらもアメリカ製)が店頭にございますということが言いたかったんです。
どちらにも「味」があります、、、自動演奏の進化、というか変遷をお聴きくださいませ(^^♪

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