最近巷で流行っている本、「わけあって絶滅しました」シリーズってありますよね、、、よく似たのに「ざんねんな生き物図鑑」ってのもあります。。。
どちらも何種類か出ていて結構面白い、、、全部じゃないけどいくつか読みました。。。
考えてみれば生物の世界もビジネスの世界も同じで、ダーウィンの言葉じゃないけど、「強いもの」が生き残るのではなく「環境に適合できるもの」が生き残れるんですね。。。
そういう意味ではピアノの世界も、この100数十年の間に多くのメーカーが生まれては消えていきました(>_<)
そこでは必ずしも良い楽器を造っていれば生き残れたのではなくて、時代に応じた、お客のニーズに応えたメーカーが生き残ったということかもしれません。。
例えばよく私書いてますが、アメリカのピアノ、、今ではもうほとんど造られていません。。。
Kimball,Baldwin,Wurlitzer,,,etc.かなりの量造ってたんですけどね、、、どれも良い意味でのアメリカらしさをもったピアノでした、、、けっこうたくさん輸入したんですけど、もうああいう楽しみは出来ないのが残念(T_T)
多分、アメリカはマーケットが大きかったから、グローバルな商品を造らなかったからですかね、、、私が思うに。。
それにアメリカ企業の常というか、マネジメントがどんどん変わっていったしね。。。
ヨーロッパ、とくに旧東側諸国のメーカーもそうです、、、それぞれ個性のあるピアノがたくさんありましたが、資本主義体制では立ち行かなくなっていきました、、、私が知ってるこの40年間に随分業界が様変わりしちゃいましたね、、、
うん、「ざんねんなピアノ図鑑」、わたし書けるよ(*^^*)、、ベストセラーなんないかな!(^^)!
ま、吞気なこと言ってる場合じゃないね、、、「ピアノ屋」もある意味絶滅危惧種みたいなもんですから((+_+))