先日搬入させていただいた大正14年製のヤマハグランドピアノ、、、以前のブログ(2016年10月23日付)にも書かせていただきましたがとにかく年代物。
当時はヤマハでもすごく高価でしたからこのピアノは家数軒分の金額だったはず。。。
先日中国新聞に記事を載せていただいたうちの ”魂の調律師” 川井卓美君が調律に行った際にペダルボックス(ペダルがついている足元の箱部分)を開けてみたら、何と筆書き漢数字で製造番号が書いてあったと感動(?)して写真送ってきました。きっと蓋を開けたときの光景が彼の魂に響いたんでしょう。。。
10489です。
いやあ、私も初めて見ました。涙しそうでした(やたら二人して大袈裟ですかね)
造った職人の気合というか意気込みを感じません?
まったく見えない場所ですよ、、、だから書いたといえばそうなんでしょうけど。
本当に一生懸命ものづくりに取り組んでいた姿勢、情熱が伝わってきます。
製造業ってある程度の数を量産していくシステムができあがるまではビジネスとしては成り立たないでしょうね。。。
先日来、ブログで古い日本製のピアノのことによく触れますが、なぜか実際最近色々多々ご縁があるんです。
きっと他所では目を向けてもらえないんでうちにやってくるのかもしれませんね。。。
だってこういうのばっかり扱ってちゃ商売には決してならないですから。
だからって好きなもん並べてて売れなくてもいいってもんじゃないんで、、、生活かかってますから(汗)
新旧古今東西、いろんなピアノあるんで皆さん買いに来てくださいねww