写真に並ぶ2台、どちらもスタインウェイのB型なんですが、どっか違うの分かります?
題付けちゃったから簡単ですが、フレーム、ロゴ、蝶番、キャスター、金属部分ほぼすべてが、1台は金色、もう1台は銀色(クローム)なんです。
いわば金太郎と銀次郎、、、他人様の高価なものを勝手な名前で呼んでスミマセン。
スタインウェイに限らずほとんどのメーカーはゴールド仕上です。
ですからクローム仕上は特注品、、、ハンブルグで数台造られてるみたいですが、B型で輸入されたものは今のところこの一台だけ。
金太郎、銀次郎、二人の住まいは岡山市の”山本あきひこのぴあの教室”です。
金太郎は生徒さん用、銀次郎は先生用、、、そして何ともう一台、待合室の練習用にA型もあります。(こちらも珍しい艶消し仕上げ)
一つの教室に3台のスタインウェイ、、、滅多にないと思いますよ、、、少なくとも私は他に知りません。
皆にスタインウェイを弾いてもらいたいという先生の熱い想いです。
色が違ったら音が違うか???
確かに音は違います、、、ですがそれは色が違うからではなく、スタインウェイは手造りがゆえに、同じ型でも一台一台が違います。
これについて語りだすと紙面が全く足りませんから止めときます。
奥深いですね、、、30年以上ピアノに関わってきて、それでも私なんぞはまだまだ何もわかってないようなもんです。
話が飛びます、すみません。
先日アメリカで銀次郎の”異母兄弟”に遭遇。
ニューヨーク工場製(スタインウェイはハンブルグとニューヨーク、2か所で造っていますが日本で販売されるのはハンブルグ工場製です)で、当然ながら音は正にニューヨークそのもの。
これもどう違うか、語るとキリがないんでやめときます。
「ワシはアンタの腹違いの兄弟知っとるよ」と ”Silvy” に声かけてみました。
スタインウェイは弾いても、あるいは調律しても、楽器との対話があるんですよね。。。
これについても語るとキリがない、、、
結局なにも語らずじまいで終わっちゃいましたね、、、