1893年 ドイツ製アンティークピアノ

写真のピアノ、凄い存在感でしょ。。。
もうずいぶん長いこと展示してますが、外からこれ見て入ってこられるお客様も結構いらっしゃいます。
ドイツ、ベルリンで造られたWILH.BIESEというブランドです、、、1851年創業、、、スタインウェイより2年古いよ。。。
1893年製ですからね、、、日本は明治時代、、、ピアノなんて誰も見たことない頃です。
ですからこのピアノ、造った人も遠い将来、東の果てのNIPPONに行くなんて、夢にも思ってなかったでしょうね。。。
そう考えるとなんか夢がありますね。。。

燭台といい、外装材、脚などの彫刻、、、いかにものヨーロッパアンティークの香りぷんぷん。。。
修理したときに鍵盤の下に蝋がたまっていましたから、実際に蝋燭点けて弾いてたんでしょう。。。

少し専門的になりますがアクション(内部機構)はオーバーダンパーといって、ダンパー(音を止める機構)がハンマーより上についてます。(通常のピアノは下です)
そのせいもあってピアノの高さも通常のより高いです。

先日ご紹介させていただいた店のカウンターの入れ替えの機に、ちょっと店内模様替え、、、一番奥に鎮座してもらいました。
外からも良く見えますから通りがかったら見てみてくださいね。。。
もちろん入っていただいたら私が語らせていただきますよ。

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