亡くなった父の父、要するに祖父も調律師でした。
河合楽器の創始者の河合小市さんとも親交があったようで、、、時代を感じますね、、、ま、当時は調律師ってほとんどいませんでしたから。
私がまだ幼いころ、祖父は時々広島に来て郡部や離島の調律に行ってくれてました。
そんな祖父がかつて浜松の河合楽器本社工場で”選定”してお客様に納入したピアノが広島県の倉橋島というところにあります。
今回そのお客様が手放したいということで、車とばして見に行ってきました。
有名な”音戸の瀬戸”を渡りますが、橋がかかっているので陸路で行けます。
1時間半くらいですが、祖父が行ってた頃は一日がかりだったでしょうね。
調律カードに書いてある懐かしい祖父の字、、、想いが伝わってきます。。。(読みずらいですけど柴田浄太郎といいます)
その家の92歳のご婦人もご健在で(お歳を言ってごめんなさい)、祖父が来てた頃の話もいろいろ聞かせていただきました。
もう一台、昭和21年頃の象牙鍵盤のアップライトもあって、なんか今日はいろんな魂感じましたね。。。
帰りに音戸の瀬戸のところで食べた「しらす丼」味噌汁付きで600円、、、とても美味しかったなあ。