アメリカ製スピネット WHITNEY by Kimball

以前にもご紹介させていただいたことがありますが、アメリカ製スピネット(高さ100cmくらいの極端に背の低いピアノをそう呼びます)が、このたび弊社2階奥の応接室(ホールの控室としてもご利用いただいています)に鎮座することになりました。

スピネットはドロップアクションという独特の機構でピアノの高さを極端に抑えてあります。
構造的な説明とかしだすと紙面が足りないのでやめときますが、とにかくユニーク。。。

まあアメリカのピアノは何もかもがユニークです。スタイルといい音といい、列挙するとキリがない、、、
このピアノはWHITNEY by Kimball とブランド名にあるように、Kimball社の廉価ブランドでした。
ESSEXが、Designed by STEINWAY&SONS と書かれているのと同じ発想ですかね???

1973年製ですが、日本にはほとんど輸入されませんでした、、、Kimballは結構入ってましたが。(いま弊社にベビーグランドもありますよ。。。)

通常アメリカ製ピアノはアップライトもグランドも3本ペダルの中央のペダルはバスサステインといって、低音部のダンパーだけが浮くというユニークな仕掛けなんですが、このピアノの中央ペダルは、ペダルだけあって中はつながってない!!! つまりダミーのペダルなんです。いくら廉価版っていったって変でしょ。。。
普通なら潔く(というか常識的にも)2本ペダルにするところが、外観だけの3本ペダル!!! まあほとんど使うことのないペダルですから別に困らないですけど。アメリカ人の考えることはようわからん、、、
ちなみに500万円以上するハンブルグ工場製のスタインウェイのアップライトでも2本ペダルですからね。

私、自分で言うのも変ですがアメリカ物については詳しいですよ、、、文章では書ききれないんでお暇ありましたらぜひ見に来てくださいね、、、これ、売り物じゃないから買って買ってなんて言いませんしwww

関連記事一覧

アーカイブ

PAGE TOP