ピアノ弱音器

オーバーホール修理のピアノをお預かりしました、、、1961年製のプルツナーピアノ。
私より一つ年上、、、いや、歳がばれますね、、、誰も気にしてないでしょうからいいですけど。
プルツナーは浜松にあったピアノメーカーで、独特の柔らかめの音色が持ち味です。

ピアノの中には調律カードといって、調律の記録(通常年月日と調律師のサインがあります)を記したものが入っていて、そこの納入調律の欄に「柴田浄太郎」とありました、、、私の祖父です、、生きてたら120歳くらいか、、、怖いけど。なんか胸にしみる文字。
浜松市に住んでましたが時々広島に来て、こっちの仕事を手伝ってくれてました。

で、もう一つ目を引くものを発見、、、ピアノの横にぶら下がっていた写真の「ピアノ弱音器」
オリンピックの金メダルくらいの大きさの真鍮の塊、、、けっこう重さもあります、、、文鎮みたい。

これね、後付けの弱音装置なんです、、、アップライトの3本ペダルの真ん中と同じ機能といえばわかりやすいでしょうか。
で、なんでこんな重りみたいなものが付いているかというと、、、いや、文章力ないですから説明難しいんでやめときますね、、、、とにかく珍しい。

私にとっても想いが深いし、もちろんお客様の大切な家族の一員です、、、完ぺきに修理させていただきますね(^^♪

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