倉庫の奥でお宝(?)発見
ふくろまちピアノ工房、ここでもっぱらお預かりしたピアノの修理をしていますが、奥半分くらいのスペースは工具とか材料、箱入りの椅子とかの倉庫になっていて、色んなものを詰め込んでます。
今日なにげに椅子をとりに行って、ちょっと片付けていたら、奥の奥に埋もれていた珍しいもの発見しました。
古〜いピアノ椅子、、、丸い椅子はご記憶がある方もいらっしゃるかもしれませんが、30年くらい前までは結構ポピュラーでした。
で、写真左の椅子、日本製で推定80年くらい経っています。
いつから弊社にあるかも不明。。。
当時ピアノはとてつもなく高価(アップライト1台で家1軒分くらい)でしたから、この椅子もきっと大きな御屋敷のようなところにあったのかもれません。
この椅子に腰掛けて、綺麗な着物を着てピアノお弾きになってた良家のお嬢様は、今どうされているのでしょう。。。
右の写真はアメリカ製のアンティーク、同じく100年ちかく経っています。
10年くらい前に古いピアノと共に輸入したものです。
足のところが、まるでカラスがボールを掴んでいるような姿から、”ball and claw foot” と呼ばれる、アメリカの伝統的な家具のデザインです。
2脚とも用途は同じですが、それぞれ全く違う文化の中で、色んなひとの手を巡り巡って来たんですね。。。
綺麗に拭いて、仲良く並べて飾っときました、、、修理は私の老後の楽しみにとっときます。。。。。