今日はスタインウェイのアップライトピアノの調律に行ってきました。
調律してて気持ちいいですね。。。
低音部の太い響き、、、中高音部の繊細な音、、、
まるで調律上手くなったような(?)錯覚に陥りそう。。。
スタインウェイはグランドが7種類、アップライトが2種類のサイズがあります。
で、どの機種も同じ材料を使って、同じコンセプトに基づいて造られています。
ですからその行程も、たとえばグランドピアノはすべてのサイズが同じ部屋で同じ職人(技術者)によって作業が進められます。
つまり当然ですがサイズが違っても基本的には同じ音質(スタインウェイの音)のピアノです。
そしてアップライトピアノ、これは同じく熟練した職人が約2名で、コツコツと手作業で造っています。
月産十数台のみ、、、それが世界中に渡っていくわけですから、とっても希少性もあります。
基本的に手造りのメーカーでうから、造り続けないと誰も造れなくなってしまう、、、
ですからこれらのアップライト、量産効果の全くないその製造コストを考えると、メーカーとして利益は全くでないという話を聞いたことがあります。
つまり技術の伝承のためだけに造っているようなもの。
一番お手頃なモデル(V-125)で¥4,200,000.- 、、、一見かなり高価に感じますがグランドの半値以下、、、
ある意味最も”お買い得”なスタインウェイかも。。。