ワインバッハピアノ

ちょっと、いや随分珍しいピアノのお話、、、久々のピアノネタ、というかご紹介!(^^)!

少し前に入荷した写真のWeinbach、、、チェコのピアノです、、、正確にはチェコスロバキア時代。
共産圏だったので不明な事が多いんですが、そこは音楽の国チェコ、、良い楽器がたくさんあります。
因みにワインバッハの創業年は1884年、、、世界中の実に12000余りのブランドを網羅した「PIEACE PIANO ATLAS]」というアメリカの本(自分は結構知ってるつもりでも、これ見ると何も知らないことを痛感します)があるんですが、欧米の
ほとんどの創業年が1800年代後半です、、皆が一斉にピアノ業界立ち上げだったんですね。。

ペトロフが有名どこですが、同じ工場でこのワインバッハ、シュルツ、ロズラーといったブランドも作ってました。(どのブランド名も現存しますがペトロフ以外は今やアジア製)
当時日本に輸入されてたのは基本ペトロフだけでした、、、(弊社が日本で一番古くから販売してます、、、それは何の自慢にもなりませんね、と言いながらやっぱ自慢)

ワインバッハも、当時商社さん通じて何台か買ったことあります、、30年くらい前ですが、、なにせ共産圏との取引は不明な事が多いですから、以降も自分では輸入しませんでした。。。

また話が逸れました、、そんなこんなでご縁あって入荷したこのピアノ、中古で入荷したのは初めてかも、、、そしてこれがとっても良いのよ(^^♪
何から何まで個性的です、タッチのずっしり感、過剰なまでの音色の甘さ、初めて触ると「えっ」と思うかも。
でもヨーロッパの、チェコの音楽文化の奥深さをもろに伝えてきます。

外観もシンプルですがかなり個性的、、、まずこの本物のマホガニー材のマット仕上げ、、、日本でいう「マホガニー」は、いわゆる「マホガニー色」で、化粧板は違うのが普通、、、しかもほとんどが鏡面仕上げです。
そしてこの前脚の無いスタイルはかなりすっきりした印象で、鍵盤蓋を折り曲げるとこそが譜面台、、、これはヨーロッパのピアノに時々あるデザインです、、、うーんカッコイイ(^^)/

と褒めまくりましたが、まあ惚れた先入観もって見てますからね💛、、、はなし半分と思ってもらっても良いですよ(>_<)

ぜひお弾きになられてみてくださいな、、、おっと、雰囲気、色合いぴったりのイタリア製ベンチも付くよ(^^♪

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