古いニューヨーク製スタインウェイアップライト

弊社2階のアンティークコーナー(?)の奥に永年鎮座しているスタインウェイがあります。。
1886年ニューヨーク工場製、、、未修理、、というかずいぶん前にアメリカで何か変な修理がしてあるものです。
そういうのって余計厄介でね、、、まだ手付かずで置いてあったものの方が修理しやすい(^^)/
そういうわけでもう20年以上放置状態(‘ω’)

古いニューヨークってね、、アクション(内部機構)が複雑なんだわ、、、説明しだすときりがないんで止めときますが(本当はこういう話したいんですが文章にするの余計難しくてね)、おそらく直す人の事なんてまるっきり考えてない感じ((+_+))
いいんですよ、別に、、、良い楽器を造ればいいんだから、それが造る職人の使命ってもんでしょ。。
そしてどんな(複雑な?)構造になっていても、黙々としっかり直すのもまた、修理する職人の使命ですもんね。。。

ひとつのパーツを外すために色々前段階を踏まなきゃいけない、、、ま、そういう事をおっくうがってはいけないですね、、喜び感じるぐらいでなくちゃ(‘_’)

そうそう、いきなり話が車に飛びますが、イギリスの名車にダイムラーダブルシックスというのがあって、12気筒で、1993年ごろまで造られてたものです。
これが無茶苦茶カッコイイ、、、だけど知り合いの修理工さんが言ってました、、、メンテナンスがとっても大変、、、それこそパーツひとつ外すのも大って。。。
なんか同じ職人魂感じますね。。。

古いニューヨークスタインウェイアップライト、、、なかにはアクション丸っきり現代のに替えちゃってるものとか見かけますが、それじゃあ駄目よ、、、造った人に失礼だ、、もう御存命ではないでしょうが。。

このピアノも、いつか、そう、これも老後の楽しみですね(^^♪

 

関連記事一覧

アーカイブ

PAGE TOP